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受験生へ

01 経済学とはどのような学問ですか?

私たちの生活は買い物をする、アルバイトをするなどの多くの経済活動から成り立っています。経済学はそのような経済活動が行われる場である「市場」を分析し、「家計」、「企業」、「政府」の役割を学ぶ学問です。誰もが公平かつ幸せに暮らせる豊かな社会を創るため、人々の幸せを尺度として経済現象を測り、各自に望ましいシステムとは何かを探ります。本学部では経済学を「理論」、「政策」、「歴史」に加えて「地域」という4つの柱で学びます。

02 経済学を学ぶと何に役立ちますか?

経済学を学ぶことによって学問的な裏づけのもと、私たちの「生活」や「暮らし」をより論理的かつ多面的に理解することができるようになります。例えば、「なぜモノの値段は上がったり下がったりするのか、それが私たちの生活にどのような影響を与えるのか」、「収入が増減するのはなぜか」といった問いに対し、社会全体の動きの中で考える力が身につきます。そしてさまざまな経済活動に対して、「自分はどうするか」という判断力も培われます。

03 経済学と経営学の違いは何ですか?

経済学は広く社会全体を研究対象とし、資源配分の効率性について学びます。資源とは天然資源だけでなく、人や時間も含む「限りのあるもの」すべてを指します。これらが無駄なく個人や企業などに配分されるような社会全体の仕組みを考えることが経済学の課題です。一方、経営学は、企業や行政組織などの効率性について学びます。どうすれば業績や生産性を向上させられるかという、組織体の運営や管理を考えることが経営学の課題です。

04 経済学科と現代経済デザイン学科の違いを教えてください。

経済学科は理論・政策・歴史という伝統的な体系のもと、「自ら分析できる力」と「弾力的な思考と行動力」を育てます。幅広い教養と専門知識を体系的に修得するための「理論・数量コース」、「政策・産業コース」、「歴史・国際・地域コース」を履修ガイドラインとし、多くの分野の専門科目を用意しています。一方、現代経済デザイン学科は理論・政策・地域という新しい枠組みのもとで、経済学の「応用力」と「実践力」を育成します。専門知識を効率的に学べるよう「公共コース」、「地域コース」の2コースを設け、学科共通科目やコース別に分かれて学ぶ科目を系統的に配置しています。また、半期単位で履修する科目を多く用意しています。

05 大学院への進学はどうなっていますか?

より高度な知識が求められる現代、大学院進学が望ましい職業は増えつつあります。本学では、学部の学びから継続して経済学の専門性を高める大学院経済学研究科を設置しています。経済学の高度で専門的な理論・応用分野の研究をする「経済学専攻」と、政府や地域・コミュニティのマネジメントを研究する「公共・地域マネジメント専攻」の2つの専攻があり、学部4 年次に大学院の科目を履修し、学部入学時から数えて通算5 年で修士課程を修了できる制度も設けています。修了生の就職先・進路は多彩な分野で高水準の進路決定率を維持しています。

■ 経済学専攻

近年の経済の情報化・グローバル化・資源・環境問題などの多様な要因を総合的に捉え、経済を成長・発展させる未来を見すえた研究教育を行います。前期課程では経済学の研究能力などを、後期課程では研究者として自立できる能力などを養います。

■ 公共・地域マネジメント専攻

従来の市場と政府の枠組みでは対応しきれない諸問題の解決を目的に、時代に即した経済システムのデザイン・マネジメントを追究します。政策立案エキスパート、地域開発エキスパート、非営利組織マネジメントなど、スペシャリストの養成もめざします。

06 経済学部の特長ある学びを教えてください。

■ 経済学入門

経済学科での1年生を対象とした「経済学入門」という講義では、ミクロ経済学、マクロ経済学、ゲーム理論、経済史など、さまざまな分野の視点から経済学の基礎について学びます。大学における本格的な学習準備として、経済学がどのような学問なのかを知り、多様な視座に基づいて社会を分析するための基礎を身につける機会となっています。受講生は自分の好みや関心に合わせて分野を選び、社会や経済について学ぶことができます。それぞれが少人数クラスで教員と受講生の距離も近いので、相談などもしやすくなっています。

■ GIS(地理情報システム)

GIS(地理情報システム)はデジタルマップや統計データを用いて現実世界を空間的に分析するシステムです。GISを用いれば商業の立地や防災、地域政策、経済現象のシミュレ ーションなど、さまざまな対象について高度な空間分析を容易に行うことができるため、大学だけでなく自治体や企業でも使われています。経済の分野では空間的に捉えることでより現実に近い形で分析を行うことができるため、経済的な効果についてさらに深く追究することができます。現代経済デザイン学科ではGISの授業を開講しています。

■ コンテスト・学生懸賞論文

毎年、経済・経済学に関わる論文・エッセイ のコンテストを実施しています。2018年度 の懸賞論文の入賞作品は「外国人労働者の雇 用と企業業績との関係─使用者の嗜好による 差別の観点から─」、「スポーツ活動は学力を 向上させるのか」、「副業が心身に与える影響 と今後の可能性」、エッセイコンテストの入 賞作品は「信仰心の強さと信仰する宗教の種 類が学力に与える影響についての実証分析─ バンコクの大学生をもとに─」でした。学生 にとって、分析力、文章力、論理的思考を高 めるための絶好の機会となっています。

07 授業はどのようなスタイルで進められますか?

大学では履修する科目によって教室の規模が違います。授業スタイルも板書、パワーポイント使用、ディスカッション形式などさまざまです。

■ 大教室

1・2年次に修得する各学問分野の基礎となる科目や人気講義は大教室で行われます。

■ 教室

2・3年次になると自由に選べる授業が増え、中規模な教室でより専門的な内容を修得します。

■ 小教室

ゼミや語学の授業、大学院連携科目の多くは少人数で行われるため、小教室を利用します。