学部案内

現代経済デザイン学科 コース概要

公共コース

このコースでは公共経済学を柱に、経済社会における「政府」の果たすべき役割を考察する一方、政府だけでは十分に供給できない医療・福祉などの分野においても広く求められる「公共性」についての理解を深めていきます。このコースで学ぶことを通じて、税制や社会保障などの制度設計(デザイン)に関わる分野、あるいは第三セクターやNPOなども含む広義の「公共部門」のマネジメントに関わる諸問題に携わる上で求められる見識を身につけていきます。

公共コース 主要科目の特長
科目名 特長
ツールとしてのゲーム理論 ある主体の行動が他の主体の行動に依存する場合、それぞれの主体間には競争、衝突、協力関係が発生する。こうした経済取引おける相互依存を分析するツールとしてのゲーム理論の考え方と、とくに公共政策、国際関係への応用例を平易に説明する。
情報の経済学 現代の経済活動の中で起こる様々な取引において、当事者間に「情報」に偏りがある場合に起こるいくつかの問題を具体例を取り上げながら、正常な経済取引が成立するためのメカニズム・デザイン(制度設計)の可能性について説明する。
公共経済学Ⅱ 公共コースを選択した学生は必ず履修しなければならない科目の一つである。公共経済学Ⅰに続き、「完全市場」という理想的な状態での特性や、「市場の失敗」の考え方と市場の失敗を解消するための方法を設計する可能性について説明する。
地方財政の経済学Ⅰ 地方財政の経済学はⅠ・Ⅱの2科目からなり、公共経済学の応用という位置づけで説明する。Ⅰでは、主としては、国と地方政府のシステム、中央政府と地方政府の役割、公共財理論と地方政府など、政府全体の問題と歳出を扱う。
公共選択論 公共選択論は、相互に関連する政治と経済をいかに理論的に把握し、その理論の妥当性を検証、考察する分野の科目である。公共政策が様々な主体との間でどのように決定されるのかという政治的な行動を、経済学の考え方を用いて説明する。

履修モデル

※ここで紹介する履修モデルは、あくまでも一例です。

地域コース

このコースでは地域経済学を柱に、生活の場としての「地域・コミュニティ」における経済のあり方を考察する一方、特定の地域を超えたグローバルな空間における経済活動の分析と生活に及ぼす影響についての理解を深めていきます。このコースで学ぶことを通じて、地域の経済社会における「格差」や「混雑」などの諸問題の解決、あるいはよりよい生活を営むための地域づくり(デザイン)に関わる分野に携わる上で求められる見識を身につけていきます。

地域コース 主要科目の特長
科目名 特長
グローバル経済A EUが歩んできた道のりを、その歴史的背景をふまえて説明する。とくに、ヨーロッパ金融市場の特徴の一つである“お家銀行(volksbank)”、“コミュニティーバンク(community bank)”といわれる協同組合金融機関の歴史的背景や変容について扱う。
グローバル経済B 開発途上国のおかれる立場・現状について、グローバルな視点で理解するために、国際開発分野で定番の英文刊行物を使い、国際開発において議論されているトピックの中身だけでなく、使用されている概念や語彙(日本語・英語ともに)の修得を目指して説明する。
GISによる空間分析Ⅰ 地域コースを選択した学生は必ず履修しなければならない科目の一つである。コンピュータ上でデジタルマップに統計データを重ねて現実世界を分析する「地理情報システム:GIS」を使い、基本操作や空間分析の方法について具体的に実習する。
都市経済学 経済活動が空間的に均等に営まれず、特定地点への集積が生じることを「都市」という。都市がなぜ形成されるか、都市空間における経済活動を解明する考え方や、現実の「都市」の現象・問題をどれだけ解明できるのかについて説明する。
地域人口論 地域人口論は、様々な人口現象(分布・増減・移動・構造・出生・死亡・結婚など)の地域による差異を探求する分野である。こうした人口現象のメカニズムを理解するために、各種の人口統計を正確に読み取る方法や考え方について説明する。

履修モデル

※ここで紹介する履修モデルは、あくまでも一例です。

カリキュラム

公共の理念のもとに、社会経済を取り巻く具体的な諸問題を探究し、解決策を提案できる力を養うため、マトリックス型の教育プログラムを実践しています。基礎科目(1・2年次)、専門科目(3・4年次)からなるカリキュラムに、各学年で必修のコア科目を配置。公共経済学と地域経済学の二つを柱とした系統的な科目群と演習・実習科目が、互いに関連性と統一性と関連性をもって配置され、段階的に専門知識を深めることができます。

※下の各年次をクリックすると年次ごとの履修科目が表示されます。

1年次

入門科目
A群
現代経済デザイン総合講義
基礎科目
B群
学科コア科目 ミクロ経済学講義 / ミクロ経済学演習 / 公共哲学Ⅰ / 公共経済学Ⅰ / 地域経済学Ⅰ / 入門経済数学Ⅰ / 入門統計学Ⅰ
関連科目 マクロ経済学講義 / ツールとしてのゲーム理論 / 情報の経済学 / グローバル経済 A・B / 経済地理 / 経済地誌 / 経済史概論 Ⅰ・Ⅱ
関連科目
D群
法学 政治学原論 A・B
経営学 初級簿記 Ⅰ・Ⅱ

2年次

基礎科目
B群
学科コア科目 経済情報 / 入門経済数学Ⅱ / 入門統計学Ⅱ
公共コア科目 公共経済学Ⅱ
地域コア科目 GISによる空間分析Ⅰ
関連科目 データ解析 / 経済政策論 Ⅰ・Ⅱ / 財政学 Ⅰ・Ⅱ / 経済学史 Ⅰ・Ⅱ
演習等 基礎演習 / プレゼンテーション / ビジネスマナー
専攻科目
C群
学科関連科目
(地域分野)
<エリアスタディブロック>
各国経済論A Ⅰ・Ⅱ / 各国経済論B Ⅰ・Ⅱ
演習等 フィールドスタディ / フィールドワーク
総合科目 公共地域政策論(公共・地域・国際) / 経済・金融事情(金融機関・金融機関経営・EU経済・総合)
関連科目
D群
法学 憲法 A・B
経営学 マーケティング論 Ⅰ・Ⅱ / 事業戦略論 Ⅰ・Ⅱ / 財務会計論 Ⅰ・Ⅱ

3年次

専攻科目
C群
学科コア科目 公共哲学Ⅱ
公共コア科目 公共経済学Ⅲ / 厚生経済学
地域コア科目 地域経済学Ⅱ / 地域政策論
学科関連科目
(公共分野)
<応用経済ブロック>
租税の経済学Ⅰ / 地方財政の経済学Ⅰ / 公的規制の経済学 / NPO論A / 契約の経済学
<制度・政策ブロック>
租税の経済学Ⅱ / 地方財政の経済学Ⅱ / 公共政策の経済学 / 社会保障論 Ⅰ・Ⅱ
<公共経営ブロック>
公共選択論 / NPO論B / 政策と評価A / 法と経済学
学科関連科目
(地域分野)
<空間経済ブロック>
都市経済学 / 開発経済学 / 交通経済学 Ⅰ・Ⅱ / 環境経済学 Ⅰ・Ⅱ
<地域政策ブロック>
都市再生論 / まちづくりと都市計画 / 住宅と不動産の経済学 / 郊外地域論 / 政策と評価B / 地域人口論 / 農業経済論 Ⅰ・Ⅱ
<エリアスタディブロック>
世界経済論 Ⅰ・Ⅱ
<統計・情報モジュール>
GISによる空間分析Ⅱ
演習等 専門演習Ⅰ / Presentation & Debate / ビジネスライティング
関連科目
D群
法学 民法 A・B・C・D / 商法A(Ⅰ・Ⅱ)・B・C / 経済法 A・B / 労働法 A・B / 行政学 A・B / 行政法 A・B / 税法 B・C
経営学 リスク・マネジメント論 Ⅰ・Ⅱ / 経営史 Ⅰ・Ⅱ

4年次

大学院連携科目
C群
学科関連科目
(公共分野)
<応用経済ブロック>
ミクロ経済学特論 / マクロ経済学特論 / 租税特論 / 地方財政特論 / 公共政策特論
<公共経営ブロック>
公共マネジメント特論
学科関連科目
(地域分野)
<空間経済ブロック>
産業集積特論
<地域政策ブロック>
大都市地域特論
<エリアスタディブロック>
EU経済特論 / アジア経済特論 / 地域人口特論
<統計・情報モジュール>
GISによる空間分析Ⅲ
演習等 専門演習Ⅱ / 卒業論文
総合科目 公共地域政策研究 / 公共情報研究 / 地域情報研究

特記事項

関連科目
D群
経済学科経済学科 A群科目、B・C群の同一名称科目、および「GIS応用」(異名称同一科目)、「公共政策論Ⅰ・Ⅱ」、演習等は除く。
またC群の「産業論」は、卒業要件単位に算入されるのは4単位までで、それを超えた単位は卒業要件外になる。
「GISによる空間分析Ⅰ」の単位修得者は「GIS入門」の履修不可。
国際政治経済学部の
B群科目
他学部科目一覧表の国際政治経済学部欄を参照し、経済学部の科目と異名称科目のみ履修できる。Ⅰ・Ⅱを除いた同一名称科目は履修できない。

第一外国語科目カリキュラム

必修
1年次 リーディング・コンプリヘンションⅠ
ファンダメンタル・イングリッシュ
ライティング&コミュニケーション
2年次 リーディング・コンプリヘンションⅡ(リーディング・コンプリヘンションⅠ修得者のみ履修可)
リーディング&ディスカッション(ファンダメンタル・イングリッシュ修得者のみ履修可)
3年次 英語圏の言葉と文化(英語演習)
選択
1〜4年次 エリア・スタディーズA / エリア・スタディーズB / 英語資格試験準備講座A(TOEFL) / 英語資格試験準備講座B(TOEIC) / English Grammar & Usage / アカデミック・ライティング / メディア・イングリッシュA / メディア・イングリッシュB / ビジネス・コミュニケーション / Current Issues
3・4年次 スピーチ・クリニック
■卒業要件単位
青山スタンダード…26 / 第一外国語…12 / 専門科目…80 / 自由選択科目…6 / 総計…124
C・D群の必要単位 50単位
ただし、D群(関連科目)は上限20単位で、これを超えた単位は自由選択科目に加算。

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