学部案内

経済学科 コース概要

理論・数量コース

このコースではミクロ経済学・マクロ経済学を柱に、現実に起きる様々な経済事象を理論的に分析する一方、GDPなど経済データを数量的に解析・検証し、経済の実態を探ります。このコースで学ぶことを通じて、各個人の活動や業務を経済学的に把握する能力だけでなく、その活動・業務の背景にある経済的事象を論理的に把握できる能力をも身につけていきます。また、企業の諸活動の企画・経理の業務など、統計や情報処理に関わる分野で必要な見識を身につけていきます。

理論・数量コース 主要科目の特長
科目名 特長
初学者のためのゲーム理論 ある主体の行動が他の主体の行動に依存する場合、それぞれの主体間には競争、衝突、協力関係が発生する。経済的な取引における相互依存を分析する際に利用されるゲーム理論の初歩的な考え方と応用例を平易に説明する。
行動経済学 人間心理や認知科学の方法論を取り入れた分野である「行動経済学」や「ニューロエコノミックス」の概要と、現代の「リスク社会」を分析していくためには何が必要か、「リスク社会」としての経済をいかに理解するかについて説明する。
経済学史Ⅰ 経済学には250年余りの歴史があり、そこには偉大な経済学者たちの思考の積み重ねがあった。この歩みは、経済を動かしている力を理解するために様々な視点(考え方)が出てくるという形で進んでいる。このような経済学の歴史について説明する。
経済数学Ⅰ 経済学の基本的な概念を理解する上では、その概念を図を使って表し、数学的な式を使って示すことが有効な場合がある。経済学の分野で広く利用される解析学の基礎と、とくにミクロ経済学への適用について説明する。
計量経済学Ⅰ 経済理論の枠組みの中で経済変数間の関係を計測したり、統計資料(データ)を用いて仮説を検証する統計学を基礎とした分析手法である。基礎的な分析手法や、マクロ経済モデルを構築し、政策分析や経済予測を行う方法について具体的に実習する。

履修モデル

※ここで紹介する履修モデルは、あくまでも一例です。

政府・産業コース

このコースでは、経済政策論・財政論・社会政策論・金融論を柱に、政府・企業・金融の3つの側面から現実に起きている経済現象を解析・検証し、どのような方法をもって経済・社会の諸問題にあたるべきかを探ります。このコースで学ぶことを通じて、税理業務や銀行関係の業務など税制や金融にかかわる分野、あるいは、公的機関やそれを補い支える諸機関の業務など社会問題、経済問題の解決に直接かかわる分野に携わる上で必要な見識を身につけていきます。

政府・産業コース 主要科目の特長
科目名 特長
経済政策論Ⅰ 巨額な政府債務、人口減少社会に直面する日本経済にとって望ましい政策運営の在り方を問い直すために、時事的なトピックスを取り上げ、初歩的なマクロ経済学をもとに現実社会における経済問題の原因や、体系的な解決策について説明する。
財政学Ⅰ 公共事業は必要か、国債の発行や租税は適切かなど、私たちの生活に密接に関わる政府活動を論理的な視点で考え、その基礎理論を利用して現実社会に応用していくために、政府活動を歳入面と歳出面の側面から説明する。
社会政策基礎 国家による労働者政策と理解されてきた社会政策の資本主義の歴史的展開に伴う思想的展開や、戦後日本の労働政策と労使関係、労働市場の構造変化、高齢化社会と社会保障といった現代日本の社会問題について説明する。
ファイナンス論基礎 経済活動の源泉である企業等の投資の実施やそのキャッシュ・フローに関する考え方、国債・株式等の金融資産の価格付けなど、ファイナンスの基礎について説明する。エクセル等を用いた基本的な計算や問題演習といった実習も行う。
金融論Ⅰ 私たちの生活において金融が果たしている役割を理解するため、金融システムや資金循環、利子率や株価の決定、銀行の構造などについて説明する。ミクロ経済学、マクロ経済学をベースに金融について考える応用的な科目である。

履修モデル

※ここで紹介する履修モデルは、あくまでも一例です。

歴史・国際・地域コース

このコースでは、経済史・国際経済学・地域経済学を柱に、日本・世界経済の全体像を理解し、時間軸(歴史)・空間軸(国際・地域)を中心に据えた視点から経済を探ります。このコースで学ぶことを通じて、各個人の活動・業務を長期的かつ広域的視点から把握できる能力だけでなく、その背景にある経済的事象を歴史的、国際的視野から把握できる能力を身につけていきます。また、国際社会の諸問題の解決や、地域の経済の活性化に携わる上で必要な見識を身につけていきます。

歴史・国際・地域コース 主要科目の特長
科目名 特長
日本経済史Ⅰ 近代産業の確立、財閥、恐慌、戦後の経済の民主化などを取り上げ、近代日本の経済的枠組みが形成された江戸時代から明治維新以後の急速な工業化、第二次大戦敗戦を経て戦後の高度成長に至る日本経済の激変と発展の過程について説明する。
欧米経済史Ⅰ 今日の経済社会において支配的な経済システムである資本主義は、西欧封建制社会の中に誕生し、封建制社会を崩し他の諸地域を巻き込んで成長した。この過程をおもにイギリス、フランス、ドイツ、アメリカを取り上げて説明する。
国際経済学Ⅰ 国際化の時代の中で、経済現象を国際的な視野で見ることの重要性はますます高まっている。知識の収集というより、国際経済の考え方を身に付けることを目的に、国際貿易を中心に基本的な考え方と理論について説明する。
経済地理 地理学の研究対象となる事象は数多く存在するが、地理学的研究の特徴はある事象を空間的観点から考察することにある。農業、工業、商業・サービス業などの経済活動について、立地と変動という地理的な見方を通して理論的に説明する。
GIS入門 コンピュータ上でデジタルマップに統計データを重ねて現実世界を分析する「地理情報システム:GIS=Geographic Information System」を使い、基本操作や経済活動を対象とした空間分析の方法について具体的に実習する。

履修モデル

※ここで紹介する履修モデルは、あくまでも一例です。

カリキュラム

経済学の履修科目を「入門科目」「基礎科目」「専攻科目」の3つに分類し、段階学習によって専門性を高めていけるようにカリキュラムを整備しています。1年次の入門科目と基礎科目によって経済学の土台をつくり、その土台のうえで専攻科目によって体系的な学問理解を深めていきます。それぞれの科目は多様な学問領域にわたるもので、各自の将来の職業を視野に入れつつ、勉強できるシステムになっています。

※下の各年次をクリックすると年次ごとの履修科目が表示されます。

1年次

入門科目 基礎科目
A群
経済学入門 / 経済英語入門 / 経済数学入門 Ⅰ・Ⅱ ミクロ経済学 Ⅰ・Ⅱ / マクロ経済学 Ⅰ・Ⅱ / 経済史概論 Ⅰ・Ⅱ / 統計学概論 Ⅰ・Ⅱ
関連科目
D群
経営学 初級簿記 Ⅰ・Ⅱ

2年次

専攻科目
B群
理論・数量
コース
■理論で考える
ミクロ経済学Ⅲ / マクロ経済学Ⅲ / ゲーム理論 / 初学者のためのゲーム理論 / 厚生経済学 / 行動経済学 / 経済動学 Ⅰ・Ⅱ / 経済学史 Ⅰ・Ⅱ
■数量で考える
経済数学 Ⅰ・Ⅱ / 計量経済学 Ⅰ・Ⅱ / 数理統計 Ⅰ・Ⅱ / 情報処理A Ⅰ・Ⅱ / 情報処理B Ⅰ・Ⅱ
政策・産業
コース
■政府を考える
経済政策論 Ⅰ・Ⅱ / 財政学基礎 / 財政学 Ⅰ・Ⅱ / 公共経済学 / 社会政策基礎
■企業を考える
労働経済基礎 / 特殊講義(ビジネス経済学1) / 特殊講義(ビジネス経済学2) / 特殊講義(モノ造りの経済学)
■金融を考える
金融論 Ⅰ・Ⅱ / ファイナンス論基礎 / ファイナンス論
歴史・国際・地域
コース
■歴史を考える
日本経済史 Ⅰ・Ⅱ / 欧米経済史 Ⅰ・Ⅱ / 東洋経済史 Ⅰ・Ⅱ / キリスト教社会思想史 Ⅰ・Ⅱ
■国際問題を考える
国際経済学 Ⅰ・Ⅱ / 日本経済論 Ⅰ・Ⅱ / 各国経済論A Ⅰ・Ⅱ / 各国経済論B Ⅰ・Ⅱ
■地域を考える
経済地理 / 経済地誌
関連科目
D群
法学 憲法 A・B
経営学 マーケティング論 Ⅰ・Ⅱ / 事業戦略論 Ⅰ・Ⅱ / 財務会計論 Ⅰ・Ⅱ

3年次

専攻科目
C群
理論・数量
コース
■理論で考える
応用ゲーム理論 / 応用マクロ経済学 / 応用ミクロ経済学 Ⅰ・Ⅱ / オープンマクロ経済学 Ⅰ・Ⅱ / 契約の経済学 / 法と経済学 / マーケット・デザイン
■数量で考える
経済統計 Ⅰ・Ⅱ
政策・産業
コース
■政府を考える
社会政策論 Ⅰ・Ⅱ / 地方財政の経済学 Ⅰ・Ⅱ / 租税の経済学 Ⅰ・Ⅱ / 社会保障論 Ⅰ・Ⅱ / NPO論A・B / 特殊講義(雇用制度と労使関係) / 特殊講義(社会保障と保険1・2) / 公共政策論 Ⅰ・Ⅱ / 農業経済論 Ⅰ・Ⅱ / 環境経済学 Ⅰ・Ⅱ
■企業を考える
労働経済論 Ⅰ・Ⅱ / 産業組織論 Ⅰ・Ⅱ / 産業論(総合商社) / 産業論(現代の証券) / 産業論(航空事業 Ⅰ・Ⅱ) / 産業論(ベンチャーとマーケティング) / 産業論(損害保険業) / 産業論(コマーシャルバンキング戦略論) / 産業論(バンキングビジネス) / 産業論(自動車産業) / 産業論(税法) / 産業論(証券ビジネス) / 産業論(知的エンタテイメント産業 Ⅰ・Ⅱ)
■金融を考える
金融システム論 / 金融政策論 / 国際金融論 Ⅰ・Ⅱ / 金融リスク管理 / ファイナンス市場分析
歴史・国際・地域
コース
■歴史を考える
現代日本経済史 Ⅰ・Ⅱ / 現代欧米経済史 Ⅰ・Ⅱ / 経済思想史 Ⅰ・Ⅱ
■国際問題を考える
世界経済論 Ⅰ・Ⅱ / 開発経済学 / 政策と評価B
■地域を考える
交通経済学 Ⅰ・Ⅱ / 地域経済学Ⅱ / 都市経済学 / GIS入門 / GIS応用 / 地域人口論 / 住宅と不動産の経済学
演習等 外国書講読 / 演習
関連科目
D群
現代経済デザイン学科科目 公的規制の経済学 / 公共政策の経済学 / 公共選択論 / 政策と評価A / 都市再生論 / まちづくりと都市計画 / 郊外地域論
法学 民法 A・B・C・D / 商法A(Ⅰ・Ⅱ)・B・C / 経済法 A・B / 労働法 A・B
経営学 リスク・マネジメント論 Ⅰ・Ⅱ / 経営史 Ⅰ・Ⅱ
国際政治経済学科科目 多国籍企業論Ⅰ・Ⅱ

4年次

大学院連携科目
C群
理論・数量
コース
■理論で考える
理論特論 A・B
■数量で考える
情報・統計特論
政策・産業
コース
■政府を考える
政策特論 A・B
■企業を考える
産業特論
■金融を考える
金融特論
歴史・国際・地域
コース
■歴史を考える
経済史特論 A・B
演習等 演習(卒業論文)

第一外国語科目カリキュラム

必修
1年次 リーディング・コンプリヘンションⅠ
ファンダメンタル・イングリッシュ
ライティング&コミュニケーション
2年次 リーディング・コンプリヘンションⅡ(リーディング・コンプリヘンションⅠ修得者のみ履修可)
リーディング&ディスカッション(ファンダメンタル・イングリッシュ修得者のみ履修可)
3年次 英語圏の言葉と文化(英語演習)
選択
1〜4年次 エリア・スタディーズA / エリア・スタディーズB / 英語資格試験準備講座A(TOEFL) / 英語資格試験準備講座B(TOEIC) / English Grammar & Usage / アカデミック・ライティング / メディア・イングリッシュA / メディア・イングリッシュB / ビジネス・コミュニケーション / Current Issues
3・4年次 スピーチ・クリニック
■卒業要件単位
青山スタンダード…26 / 第一外国語…12 / 専門科目…78 / 自由選択科目…8 / 総計…124

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