学部案内

大学院

もう一つの選択肢としての大学院進学

将来を見据えて、大学院へ行ったほうがよい職業がだんだんと増えてきました。各種研究所勤務・大学教員志望の方々はもちろんのこと、小学校・中学校・高等学校の教育職を希望されている方々も、国内の大学院で博士前期課程レベルの基本的な勉強をしておくことが望ましいと考えられています。

2012年度より、准教授の先生方が経済学研究科に加わります。

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経済学専攻

経済学各分野の気鋭の研究者によるマンツーマン指導で学ぶ大学院

経済学専攻は、経済学の高度で専門的な理論・応用分野の研究をするために設けられており、博士前期課程と後期課程の2つの課程に分かれています。博士前期課程では、広い視野から深い学識を培い、経済学の研究能力、高度な専門性を要する職業などに必要とされる能力を養います。後期課程では、博士前期課程修了者が研究者として自立し、研究活動に必要な能力とその基礎となる豊かな学識を養います。前期課程は2年以上、後期課程は3年以上在学し、研究指導教員の指導を受けて論文を作成・提出して、審査と最終的に合格すると、その課程に応じて修士、博士の学位が授与されます。

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公共・地域マネジメント専攻

新時代の社会経済システムを設計し、運営できるエキスパートを養成する。

現代の社会経済において、これまでの市場と政府の枠組みでは対処できない問題が増加するなか、それらを解決するために、地域・コミュニティといった市民レベルでの活動が不可欠となっています。こうした社会イノベーションの必要性に対応し、本専攻では、経済学の知見のもと、新しい公共社会を実現するために、時代に即した経済システムをデザインし、政府や地域・コミュニティのマネジメントを提案していきます。同時に、管理・評価できる「政策立案エキスパート」「地域開発エキスパート」「非営利組織マネジメント」などの専門職業人、研究者の養成をめざしています。

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研究科長あいさつ

経済のクローバル化により、世界は一層、関係が緊密となり一つの大きな市場へと発展しています。近代国家の経済発展とともに市場経済のメカニズムを明らかにした経済学は、社会科学の中でもっとも体系化された学問です。経済問題の本質を精緻に認識するミクロと、社会全体への波及効果やその帰結を把握するマクロの、複眼的な思考が軸となっています。経済理論が論理的に証明したメカニズムを、現実に即して実証する分析手法も飛躍的に進歩しました。

さらに、経済の発展に伴う様々な社会問題を解決する上で、市場経済の限界も古くから指摘されてきました。高度成長とともに拡大した公共部門の役割は、1970年代以降、むしろ政府の失敗として社会的コストと認識されるようになりました。近年は市場の活力が、新興国の経済発展、先進国の経済再生の鍵となっています。

その一方で、世界金融危機の経験から、市場の暴走を制御する秩序の形成も求められています。市場だけでも、政府だけでもなく、コモンズやコミュニティという概念から、社会のあり方も進化を遂げています。

経済学の分析手法は、市場経済の枠を超え、政治学、経営学、法学、社会学、心理学など様々な分野と融合して、公共選択論、公共経営論、法と経済学、ソーシャル・キャピタル論、行動経済学、などの社会科学の新たな学際的分野を構築する中心的役割を果たしています。経済学研究科での研究を通して、経済学を深く探求し、幅広く応用し、将来を切り拓く見識を極めてください。

 

経済学研究科長 中村 まづる

経済学専攻 大学院進学Q&A 教員紹介 大学卒業後の将来を考える 公共・地域マネジメント専攻 大学院 経済学科