
2009年、経済学部は創立60周年を迎えました。経済学部ではこれを機に、「伝統と進化 〜経済学部の昨日、今日、明日〜」を統一テーマとして幾つかの記念事業を展開することとしました。 それに先駆け、まずは60周年を機に経済学部のロゴマークを作成いたしました。 今後、ポスターやチラシなどで皆様の目に触れる機会も多くなることと思います。
神話が綴られる時代から、あるいはそれ以前から、人は連続する日常の中に「伝統と進化」を具現化する装置として「儀式」を取り入れてきたといえるでしょう。「儀式」は変わるべきものを変え、変えてはならないものを受け入れるための仕組みなのです。(ラインホールド・ニーバーの祈りを表象化したものと言うこともできるでしょう。)今、経済学部にかかわるものにとっては、変えてはならないものは60年の歴史を重ねる中で育まれた学部の伝統であり、変えねばならないものは学部を取り巻く新たな環境に対応できない臆病さです。勇気ある変革が学部の進化をもたらします。逆説的に言うなら進化することで伝統が維持されるのです。私たちが学部創立60周年を記念する「儀式」の意義もそこにあります。進化し、伝統を維持するために私たちは、経済学部の昨日を訪ね、今日を考え、明日に備えるための3つのプロジェクトを展開しようと考えました。今年創立10周年を迎えた経済学部同窓会の協力を得て、ともに進めてまいります。