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【経済学部創立60周年記念・同窓会創立10周年記念】  講演会『情報通信技術の最前線、その未来』が開催されました。

 去る10月17日(土)午後1時よりガウチャーメモリアルホールに、EMCジャパン株式会社代表取締役社長 諸星俊男氏、マイクロソフト株式会社代表執行役副社長 堂山昌司氏 をゲストスピーカーとしてお招きし『情報通信技術の最前線、その未来』と題して講演会が開かれました。

1017b第一部 「 ICTは経済再生の牽引車となりうるか 」
 講演会第一部は「産業論」の授業形態をとり、まず、経済政策を専門とする中村まづる教授から「ICTは経済再生の牽引車となりうるか」というテーマのもと、過去10年の情報資本の伸び率の国際比較などをもとに、リ-マンショック後の低迷した日本経済に対して、今後のICT(情報通信技術)の進展に経済再生の役割が期待されるとの視点で講義がなされました。
 次にEMCジャパン諸星社長より経済のICT化に伴うコミュニケーションツールの進化によって急速に増大するデジタル情報をどう安全に管理するかが社会的経済的課題であるとの視点で講演が展開されました。蓄積される情報はやがて世界中の砂浜の砂つぶの数を数えられる容量1ゼッタバイトを超える時代に突入していく。これにいかに対応していくべきか、企業の説明とジョークを交えながら30分間講演されました。

1017c  二人目のゲストスピーカーであるマイクロソフト堂山副社長からは、TV, PC, Mobileをシームレスに扱えるユーザー・インターフェースの進化したソフトウェアの提供を、具体的なイメージの映像とともに紹介されました。プレゼンの中で紹介されたバーチャルボードの映像などから近未来のICT環境の姿が説明され、学生たちはこのDVDにかなり魅せられたことが講演後のアンケートからもよくわかりました。お二人の講演からICTの役割が経済の隅々まで浸透する過程で経済活動全般が活性化される時が近いと理解できました。

第二部 「次世代企業人の生き方をさぐる」
 第ニ部では、第一部から一転してお二人には応接室にでもいるようなリラックスした設定で、「次世代企業人の生き方をさぐる」と題して就職活動まっただ中の学生に参考となる企画が展開されました。経済学部4年の3人の学生をファシリテーターに据え、転職は企業人にとってどのような意味をもつか、学生時代には何をするべきかなど、つぎつぎと質問が投げかけられ、世界を動かす大企業トップが考える次世代の企業人のイメージが徐々に明らかになっていきました。お二人のそれぞれの個性から発せられる空気は会場にも伝わり、企業人である前に一人の社会人の言葉として学生の皆さんにも胸に残ったのではないでしょうか。

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当日は、ICT関連の講演会ということで経済学部の学生だけにとどまらず経営学部、国際政経学部そして理工学部の学生も参加し、みな熱心に聞き入っていました。講演会は最後まで充実した内容で進み、アンケートには今後もぜひこのような講演会をつづけてほしいとの声が数多く寄せられました。経済学部では、11/7に経済学部卒業の4市長をお招きしてシンポジウムを開催いたします。ぜひ皆さんの参加をお待ちしています。