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現代経済デザイン学科開設10周年記念講演会のご案内

2008年に現代経済デザイン学科が開設されて10周年を迎えたことを記念して、堀場勇夫本学名誉教授(地方財政審議会会長)をお迎えして「日本は誰もが暮らしやすい社会をどのように実現しようとしているのか?-日本の地方税財政制度を通じて考える-」というテーマで講演会を開催する運びとなりました。講演要旨ならびに堀場名誉教授の略歴については下記をご参照ください。現代経済デザイン学科学生・卒業生をはじめ、皆様のご参加をお待ちしております。

これから参加を希望される方は、現代経済デザイン学科学生については学生ポータルにて、卒業生などその他の方については下記「問い合わせ先」へ、2019年2月末までにご連絡ください。

なお、本講演会は現代経済デザイン学科と青山学院大学経済学会の共催となります。

【日 時】 2019年3月9日(土)13:00〜15:00
【場 所】 青山キャンパス 11号館2階1123教室
【テーマ】 日本は誰もが暮らしやすい社会をどのように実現しようとしているのか?
       -日本の地方税財政制度を通じて考える-
【講 師】 堀場勇夫名誉教授(地方財政審議会会長)

問い合わせ先
青山学院大学経済学部現代経済デザイン学科主任 須田昌弥
E-mail:msuda@econ.aoyama.ac.jp

講演要旨:日本は誰もが暮らしやすい社会をどのように実現しようとしているのか? -日本の地方税財政制度を通じて考える-

誰もが暮らしやすい社会を実現するために、新しい発想を実践力を磨いていこう。

現代経済の急激な産業発展は、これまでの経済システムの周辺に制度疲労をもたらしました。失業、貧困や地域格差拡大、環境破壊などの様々な問題は、現在の社会経済システムが十分に機能していない証しであり、これらの問題解決のために「公共性」という概念が重要となってきました。現代経済デザイン学科は、公共性に基づく“新しい社会経済システム”をデザイン(設計)し提案していこうと、2008年度に設置された新しい学科です。(現代経済デザイン学科ホームページより)

「誰もが暮らしやすい社会を実現するために,新しい発想を実践力を磨いていこう」という高い目標を掲げて,今から10年前,現代経済デザイン学科が創設されました。では,わが国の税財政制度や地方税財政制度は,誰もが暮らしやすい社会を実現することを目指しているのでしょうか。どのような理念のもとで,どのような制度が運用されているのでしょうか。それを司る若き官僚達はどのような想いを抱いて政策に向き合っているのでしょうか。そして,我々はどのような国を造ろうとしているのでしょうか。

現代経済デザイン学科10周年を機会に,わが国の地方税財政の理念や制度についてふりかえってみたいと思います。そして,現代経済デザイン学科が目指す「誰もが暮らしやすい社会を実現する」という目標に少しでも近づくため,卒業生・現役生の皆さんとともに,「人にやさしくなるために,国や地方政府は何をすることができるのか?」について,ほんの少し考えてみたいと思います。

堀場勇夫先生 略歴・著作

略歴 1973年3月31日 青山学院大学経営学部卒業
   1984年3月31日 一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得済退学
   1992年〜1993年 Canada Queen’s University客員教授
   1994年4月1日 青山学院大学経済学部教授
   2016年1月26日 地方財政審議会会長就任 現在に至る
   2016年1月31日 青山学院大学退職
   2016年4月1日 青山学院大学名誉教授 現在に至る

主な著作
 『地方分権の経済分析』東洋経済新報社(単著)
 『第3セクター-再生への指針-』堀場勇夫,望月正光編著,東洋経済新報社(編著)
 『地方分権の経済理論-第1世代から第2世代へ-』東洋経済新報社(単著)
 『新しい地方財政論』中井英雄,斎藤愼,堀場勇夫,戸谷裕之,有斐閣(共著)
 『地方消費税の経済学』持田信樹,堀場勇夫,望月正光,有斐閣(共著)
 ”The Provision of Public Services by Government Funded Decentralized Agencies”, Public Choice, vol. 100. no. 3-4, pp. 157-184, 1999. September, (with Boadway R. and R. Jha)