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学部長メッセージ「2011年度を乗り切るために」

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2011年4月14日

4月9日(土)から2011年度の授業が始まりました。
今年度の新学期は日本の歴史において特記されるべき東日本大震災の混乱と不安の中で迎えます。周知のように、あまりにも多数の大震災の犠牲者、被災者の悲嘆と惨状への思いと、大震災余波のために生じる様々の危険を回避するために大学の入学式を中止せざるをえませんでした。しかし、大学、学部は可能な限り2011年度の学事歴に従い正常な授業を行っていく予定です。もちろん異常事態が起こった場合には臨機応変に対処していくつもりです。

 大学にとって、経済学部とって2011年度は「歴史」を画する年度になるはずでした。2012年度から人文・社会科学系学部は青山キャンパス1-4年制になると予定されていたからです。しかし、その受け入れのための諸工事が大震災のため必要な資材の調達が遅れ、完遂できなくなりました。それにより、人文・社会科学系学部の青山キャンパス1-4年制移行は2013年となります。

しかし 経済学部にとって2011年度は意義ある年度です。今年度現代経済デザイン学科が初めての卒業生を送り出します。新しい学科から巣立つ卒業生の活躍が楽しみです。

こうした混乱と緊張の年度ですが、各学年において求められる経済学部生としての勉学を中心に今年度の大学生生活を充実されることを祈ると同時に皆さんの頑張りに期待します。1年生は高校生から大学生へうまく脱皮できますように。2年生は留年しないように、そして本格的な専門の勉強への基礎を固めてくれますように。3年生は講義やゼミを通じて意欲的に専門を勉強し、卒業後の進路をしっかりと見つめ、4年生は就職活動で吸収し鍛えられた現実社会観と問題意識を織り込んで立派な卒論ができますように。この過程を通じて答えは一つではないし、見つからないかもしれない、ということを学び、一つを学ぶことよってあとの九は自分で学ぶことができるようになっていることを期待します。

この大震災からの復興は急務ですが、一朝一夕でできる生易しいものではありません。迅速かつ長期的な地道な応援・支援が求められています。どのような形でできるのか。大学生の本分が勉学にあるといえ、今、我々はこの問いに応えていかなければなりません。

まずは、経済学部生の同僚は大丈夫ですか。そのご家族は無事ですか。これからも見守り続けて行きます。また、学生諸君の大震災に対する支援への思いと活動を尊重して行きたい。経済学部は大学と連携し可能な限り対応するつもりです。皆さんのご意見を寄せてください。

(学部長メールアドレス:yonezawa@econ.aoyama.ac.jp)

なお学院、大学、経済学部のHP、ポータルサイトを常にチェックしてください。

お互い励まし合い、頑張って、まずはこの1年を乗り切りましょう。

参考:人文・社会科学系7学部の就学キャンパス再配置延期のお知らせ
http://www.aoyama.ac.jp/news/598.html